5月の指導部だよりは、吉澤先生です。
4月21日の江東区民大会で日本剣道形の演武をさせていただいたので、今回は日本剣道形について触れてみたいと思います。
全剣連の日本剣道形講習における重点事項には以下のとおり書かれています。
1. 立会前後の作法、立会の所作、刀の取り扱い
2. 正しい刀(木刀)の操作(刃筋、手の内、鎬(しのぎ)の使い方、一拍子の打突など)や体さばき
3. 打太刀、仕太刀の関係を理解し、呼吸を合わせ、原則として仕太刀が打太刀より先に動作を起こさないこと
4. 打太刀は間合に接したとき、機を捉えて打突部位を正しく打突し、仕太刀は勝機を逃すことなく打突部で打突部位を正確に打突すること
5. 形の実施中は、目付け、呼吸法、残心などを心得て、気分を緩めることなく終始充実した気迫で行うこと
この内容をよく見てみると、剣道で気を付けるべき点がほとんど書かれています。日本剣道形は各流派のすぐれた技を集め、剣道の技術の中において最も基本的な打突法を組み立てたものであり、初心者はもちろんのこと、高段者も常に形の稽古によって「正しい剣道」を習得することができます。このため、形稽古は非常に重要なものになります。
私は今回の演武で河上先生と共に、今できる精一杯の形を披露させていただきました。
でも反省点はたくさんあります。形演武に100点満点はありません。中山先生をはじめ、先生方からご指導いただいたことを励みにさらに精進していこうと思います。それが自分の「正しい剣道」につながっていくのだと考えています。
子供たちには、木刀による剣道基本技稽古法での形稽古をすることによって、日本剣道形の前段階として同じような稽古の効果を得ることができますので、こちらを一生懸命に励んでいただきたいと思います。そして、秋にある段別大会での形の試合に出て、自分の腕前がどんな位置にあるのか人前で披露してみてほしいと思います。
幸い福住剣友会には日本剣道形や木刀による基本技稽古法をご指導いただける先生方がたくさんいらっしゃいますので、是非ともみんなで「正しい剣道」を目指して精進していきましょう。これからも明るく、楽しく、元気よく、そしてときに厳しく稽古に励んでいきましょう。
