福住剣友会について

福住剣友会五訓

一, 私たちは礼儀を正しくします
一, 私たちは先生の教えを守ります
一, 私たちは両親並びに目上の人を尊敬します
一, 私たちは友達と仲良くします
一, 私たちは感謝の心を持ちます

福住剣友会では、この五訓を心掛けて豊かな人間性を養い、社会に役立つ人になれるよう稽古に励んでいます。

福住剣友会の歴史

福住剣友会は昭和27年(1952年)殿村霜太郎初代会長と川島實初代理事長(川島義和現理事長の父)そして川島正三先生、高野繁角先生(高野正樹現会長の父)佐藤誓志先生の5名の先生方が戦後の荒廃した世の中で「剣道を通じて青少年の健全なる心身の育成」を目的として創立されました。令和4年(2022年)に「創立70周年」を迎えます。

川島實先生は全日本高齢者剣道大会で2度の日本一に輝き、また都大会では3連覇されるなど数々の戦績を残されております。その日本一の先生の教えを受け福住の伝統を継承されているのが高野正樹現会長、川島義和現理事長であり指導部の先生方であります。

先年お亡くなりになりました川島實先生はその教えの基本理念として「福住剣友会五訓」を残されました。それは全日本剣道連盟が制定した「剣の理法の修練による人間形成の道である」という剣道理念をやさしい五つの条文で表した剣道訓であり人生訓であります。

我々はこの五訓を守り心身を錬磨し福住剣友会が永遠に継続していくよう努めなければなりません。

福住剣友会で体験できる剣道の魅力

人を敬う気持ちと礼儀作法の習得

剣道の試合では、たとえ勝利しても、相手に対しての礼を欠けば、その勝利は取り消されることがあるほどです。礼儀作法という所作には、相手に対する思いやり、感謝、尊敬の念が込められています。

試合に勝てばいい、いい結果を得るためには、どんなことをしても構わない、勝たなければ意味がない……子供のうちから、このような考え方、接し方をすれば、すべての事柄に対して、思いやり、感謝、尊敬を忘れた大人になってしまうのではないでしょうか。

福住剣友会では、技術や試合の勝ち負けよりも礼儀作法を重視しています。

子どもたち同士で協力しあうことだけではなく、相手に対する感謝や尊敬の念を大事にします

心身を鍛えて逆境に立ち向かう力をつける

剣道は重たい防具をつけ、面をつけて稽古しますので、夏はサウナの中で無酸素運動をするような感覚です。冬は凍ったような床で稽古しますので、まるで素足でスケートをするようなものです。

仲間にパスをすることもなければ、ゴールを決めることもありません。仲間と呼吸を合わせて踊る達成感もありません。

剣道をはじめれば、結局は孤独のなかで、自分との戦いとなります。

辛いこと、厳しいことに、向かっていける精神力。厳しい稽古で得られるものは、生涯の大きな財産となるでしょう。

ときには辛く苦しい稽古も、それを一緒に乗り越える仲間がたくさんいます

基礎を大切にした高段者による指導

剣道の段位は初段から始まり、最高位は八段です。本会では四段以上が「先生」として指導を行いますが、その人数はなんと合計42名にもなります。七段が7名、六段が6名、五段が11名、四段が18名と数多くの高段者が指導しております。

高段者が長年かけて培ってきた剣道の知見を初心者には基礎からしっかりとお教えします。また、有段者に対してもしっかりと段階に応じた稽古をいたします。

もちろん大人になって剣道から足が遠のいていた方にもしっかりと指導いたしますのでぜひ見学にいらしてください。

試合に勝っても負けても多くの指導者がさまざまな角度から適切なアドバイスをおこないます

福住剣友会 役員


常任役員

会長
高野 正樹

副会長
江頭 幸雄

理事長
川島 義和

相談役
林 好伸

顧問
飯田 照夫

指導顧問
足立 至弘
福留 健二
佐藤 友昭
岡本 徹也
元澤 文亨
樋泉 賢一

理事 父母会担当
福留 雅子
元澤 満寿弥
阿比留 史江


執行理事

指導部長
西山 亮

指導部副部長
吉澤 裕明
岡田 康治
西山 寛

父母会代表
溝上 直子

父母会
武田 由美子
大槻 麗子
松原 明子
福永 純子
市川 美奈
下村 千絵美
加藤 直子