もっと強い気持ちで地稽古を

指導部だより(2023年4月号)ギブソン・スチュアート先生

皆さん、こんにちは!
新しい学年はもう始まりますが、準備はできていますか?
今回の指導部便りに地稽古(じげいこ)について書きますが、その前に最近気になった一点を話します。

福住五訓に 「両親ならびに目上の人を尊敬します」「感謝の気持ちを持ちます」とありますが、皆さんは先生以外 の大人にちゃんと挨拶していますか?
稽古前・後の床掃除、稽古場所の手続き、試合の準備等々、誰がしているかわかりますか?
皆さんが怪我なく気持ち良く稽古ができるようにしてくれているのは、あなた達の親です。
これは当たり前ではありません。先生方だけでなく、皆さんの親も頑張ってくれていることを忘れずに感謝の気持ちを込めて挨拶・礼をしましょう!
また、錬成会等で他道場に行った時も同じです。それが出来れば、強いチームの仲間入りです!

さて、地稽古について話します。皆さんは先生方にかかる時にどんな心構えでやっていますか?
最近、私は怪我をしていて皆さんと竹刀を交えることができていませんが、私はちゃんと見ています。

先生にかかる時「打たれたくない」「負けたくない」という気持ちが強くて、すぐに手許(てもと)をあげたり、よけたりしている人が多いです。
先生が一歩前に出ると、すぐに下がる人も多いです。
最初から「打たれたくない!」「負けたくない!」という気持ちで自分から構えを崩すと強くなりません。

自分より強い人とする時は勇気を出して前に出て、全力でいい技を見せましょう!
そこで打たれたら次にどうすればいいかを考え、もう一度前に出ていい技を出しましょう!

そして先生からのアドバイスを積極的に聞いてください。
皆さんが強くなるために、攻めや打ち方を教えてくれます。
しかし、そこで避けたり逃げたりすると、「手許あげるな」「さがるな」としか言えません。
自分の攻めと技を強化すれば、相手に打たれることはありません!

次の稽古で先生と地稽古をする時、もっと強い気持ちで勇気を出して、自分のベストな技をドンドン出してみましょう!
すぐにパーフェクトにできなくてもチャレンジすることが大事なので、頑張りましょう!

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