指導部だより 6月

6月の指導部だよりは岡田康治先生です。

「勝ち」にとらわれない
4月28日の東京都道場少年剣道大会の時に
みんなの試合を見て、
正直「あまり良い剣道をしていないな」
と思いました。勝ちたい!打たれたくない!
という気持ちが強すぎて自分から技を出せ
ず、後手に回っていることが多かったからです。


「相手のほうが強いから‥」「打たれたらどうしよう」
という気持ちだったと思います。


私も何度も経験したのでとても良くわかりますが、
実はこの状態では勝つことも、強くなること
もできません。理由は2つあります。

①受ける側になってしまう
仕掛ける側と受ける側では、
剣道に限らず仕掛ける側が絶対に有利です。


②挑戦する回数が少ない
当たり前ですが、挑戦する回数が多ければ
多いほど強くなります。


みんなはこれから成長していく段階です。
自分の強さに自分でフタをすることはせずに
「全力で勝負して負けたらそれでいいじゃないか」
という気持ちを持って自分から仕掛ける剣道で
強い相手に挑戦していってほしいと思います。

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