元立ちの大切さ

2023年11月  内山 毅 先生

 今回、皆さんに伝えたい事は、「元立ちの大切さ」です。 実は2022年7月にも溝上先生も同じお話を指導部だよりでもしてくださっています。 しかし、未だに錬成大会の後や稽古中に先生方からご指導を受ける事もありますので、 もう一度お話します。そして、皆さん実践して下さい。

<元立ち4つのポイント>
1.目線「外さない」「仕草、癖を読む」相手を感じる事が大切! ・相手を良く見て、相手の動作を見て、動きを感じて、打突の機会を見つける稽古をしましょう ・相手の隙があったら、打って行くぞという気持ちを常に持ち続けましょう


2.間合「遠間」から「一足一刀」へ縦の動を意識して攻める! ・先に自分から常に作れるようにしましょう ・掛かり手も攻めてきますが、元立ちも自分から攻めるつもりで動きます


3.気合「気迫が伝わる」「大きな声」を常に出して己の気持ちを充実させよう!
   ・掛かり手に負けないような気迫と声を出しましょう
   ・元立ちの時から稽古していけば、試合でも自然に出来るようになります


4.気持ち「試合と同じ気構え」「攻めの気持ち」で掛かりてと合気なろう! ・元立ちの時も試合のつもりでいてください ・技の稽古の時には自分が一本決めるんだという気持ちで打突して行く稽古をしてください


この4つを溝上先生がお話してくださっていました。 私も上記の4つの内容を意識して稽古に取り組んでいました。
掛かる時だけではなく、元立ちの時も稽古です。ここでどれだけ意識する事ができるかによって、 強くなっていくスピードが変わります。元立ちが上手になれば、掛かり手も上手になります。全員 が意識する事で全員のレベルがどんどん上がると思いますから、これを読んだらすぐにやってみま しょう。

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