一年の「これから」を大切に

指導部だより(2023年1月号)佐藤 友昭 先生

2023年になりました。今年はどんな年になるのでしょうか。楽しい一年になるといいですね!

君たちの多くは、「こんなこと、あんなことができるようになりたい」など、今年も前を向いて努力をすることが多いでしょうね。一方で、先生方のような人生の先輩は前を向いて努力をすることはもちろんのこと、振り返って反省したり、経験を活かすことができます。

新しい年を迎えたところですが、去年のことを少しだけ思い返して欲しいと思います。嬉しかったこと、苦しかったことなど、できる限り全部思い出してください。過去に経験したことは、これからの君たちを助けるものであり、宝物となるはずです。例えば、「試合で勝った」、「昇級、昇段」などの経験はこれまでの努力が実った結果であり、『やった分だけ返ってくる』ことの証しです。良い経験の思い出は自信となり、これからに役立つことでしょう。

反対に「試合結果は残念だった」、「できるようになりたかったけれど、あと一歩だった」など、振り返りがこんな感じになってしまったあなた!私もその一人です。2022年の振り返りがそんな風になってしまった人には、『これからがこれまでを決める』という言葉を胸に、もう少し頑張ってみましょう。これまでの努力を実らせるのに、あと少し時間が必要なだけです。やってきた努力に間違いはありません。今までの努力に意味を持たせるためにも、この一年の「これから」を大切にして行きましょう。

結局のところ、今年も努力し続けましょう、ということですね!

立ち止まれたらどんなに楽だろうと思いますが、スピードを時々遅くすることはあっても、最後まで走り抜きましょう!

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