指導部だより(2022年12月号)秋元 良友 先生
皆さんこんにちは。受験生は試験までもうちょっとです。
去年も書きましたが、最後まで苦手科目のレベル上げを頑張って下さい。試験も剣道の試合と一緒です。持っている実力を十分に出す、これだけです。
いかに当日までに、不安要素を少なく出来るかが大事だと思っています。「この問題が出なかったら受かるかもしれない…」と弱気な気持ちで当日を迎えないよう、残り2ヶ月頑張って下さい。良い結果をお祈りしております。
さて、剣道の話ですが、今回は「ノートを作る」と「理由を聞く(考える)」この2つをアドバイスしたいと思います。
1.ノートを作る
大人の言葉で、「見える化」するというものがあります。(お父さんお母さんに聞いてみて下さい)これに関係します。皆さんはたくさん練習をしていますが、自分がどれだけ頑張ってきたかを見ることは出来ません。なかなか自分では分かりづらいものです。日付、練習した内容、指導受けたこと、この3つで良いので、1日1ページ書いてみて下さい。すぐ2冊目3冊目と進んでいきます。それを見返したときに、「自分ってこんなに練習してきたんだな」と自信になります。また、何がよく指導されているのかしっかり復習する事も出来ます。
2.理由を聞く(考える)
指導受けた内容について、「先生なんで?」と聞く(考える)癖をつけて下さい。上級生は一度自分で考えてみる、これが大事です。よく分からないことをただ続ける事はきついです。理由が分かると、楽しく前向きに練習出来ますし、上達も早くなります。
以上の事はとても地味でめんどくさいなと思うかもしれませんが、続けていけば大きな力になると思います。特に、高校生以上は内容をそれぞれ深く掘り下げてみて下さい。
引き続き一緒に頑張っていきましょう!